『裏庭の南蛮煙管』の海月様より、サイト3周年のお祝いを頂いてしまいました!!!
シカシノ絵。それに加えてシカシノ文まで! 海月様、誠にありがとうございます!(> <)


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「シノ」

彼に抱かれながら眠っていたとき、ふと耳元で名を呼ばれる。くすぐったくて身を捩りながらも何だ?と聞く。
そうしたら彼は何となく、と言って俺の額にキスをした。

「どうした」
「や、今日はお前の誕生日だったなーって思った」

まだ何もあげてねぇな、と彼は頭を掻く。

別に、そんなものどうでもいいのに。

「…俺はお前が一緒なら何もいらない」

その瞬間、彼の顔が真っ赤になった。
そしてその顔を見られまいと顔を逸らしたが、耳まで赤いから意味がない。

「シカマル?」
「まっ、見んな!!」
「顔、真っ赤だ。何があった?」

そう言ったとき彼は鈍感が…、と呟いたのでもう一回何だ?と問う。
彼は諦めたようになんでもねぇよ…、とため息をつき、俺を抱き寄せた。

「…シノ、誕生日おめでとう」

答える間もなく、俺の唇に彼の唇が重なった感触がした。





END

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俺はお前が一緒なら何もいらない―――!!!

出ましたシノの殺し文句!! そうそうシノはさらっとそんなことを言ってしまうのさ!
そしてそれが相手にどれほどのダメージを与えるのか、全く分かっていないんだ!
鈍感天然シノ! 大好きです(>▽<)!
ふふふ、それにシカマルも、顔に耳まで真っ赤にしちゃってカワイv
恥ずかしがっちゃって、嬉しいくせにっvv

仲睦まじく微笑ましい二人を、ありがとうございました!!!
これからも思う存分頑張らせていただきます!!