※ナルトの映画を観てきた感想です。
ネタバレも甚だしいので、まだ観ていない方はノット・スクロール!
もう観た!という方。そして私情をつらつらと書き連ねた感想文でも何でも来い!な方は…
レッツ・スクロール!
題目:劇場版NARUTO疾風伝 絆 を観て来ました!!!
見てきてしまいました!映画ナルト!
普段滅多に映画なんて行かないので、どうしようかな~と思っていたのですが。
だって去年はシノ
だけ出てこなかったし……(それとも私が見落としただけ…?)
まあ、キバとヒナタと紅先生が走っていたので不満は無かったですが。
でも今年はどうしようかな~……と、渋っておりました。
しかしそんなところへ、映画のテレビCMが流れ……
一瞬。
ぱっと、視界に入ってきた1シーンに、居たのです。
行こう!
即決でした。
―――ってなわけで、行って来ました映画館。
流石休日&夏休み。子ども連れが多かったです。
気ままな私は、家族友人カップルの中、座席はほぼ中央を陣取って、一人でウキウキしてました。
パンフレットは先に買っていましたが中は読まず。
あの、本編が始まる前のCMを楽しく観覧し。
本編が始まると同時に、真剣モードに。
最初の、一音。水の轟。
やっぱり、映画の醍醐味は迫力だと改めて思いました。
ワイドスケールの画面もそうですが、矢張り『音』。そして、直に伝わってくる『振動』。
鳥肌が立ちます。
サスケが登場し、そして海を割って現れる艦隊。
CMを見た時にも思いましたが、少しいつもの世界観と違う気がします。
「これがナルトの世界か?」と。
街並みが特に、西洋風で、和のイメージが強い普段の木ノ葉と違って、良い意味で違和感を覚えました。
火ノ国や木ノ葉の違う一面を見た気がします。
そして、木ノ葉襲撃。
チョウジが、ネジが、シカマルが、木ノ葉の忍の一員として登場し、嬉しかったのですが。
(特にシカマルが他の忍達と共闘しているあたり)
しかし、爆撃で崩壊する建物や吹き飛ばされる忍の画に、「ああこれは戦争なんだ」と不意に感じ、
不謹慎な浮かれがちょっと冷め(まあそこまで入り込まなくてもいいんでしょうが…)、
綱手様の心中を察して更に恐縮。
いったん退いていく空忍に、取り敢えずほっとしました。
おっと、肝心のナルト登場を忘れたかな…?
う~ん…でも今回、ナルトの登場はいつもに比べると地味だった様な……。
病院では怪我人の治療が行われていたのですが。
あれ?ヒナタ?
私は詳しく知らないのですが、ヒナタは医療忍者…なんですかね?
彼女は、確かに戦闘隊員よりそっちの方が向いているとは思いますが、
あまり……私的にその設定は好ましくありません。
だってそうなると、3チーム共女子メンバーが医療担当ということになるでしょう。
それは……ちょっといただけないなぁ…。
何だか、『看護するのは女子の役目』…ってみたいで厭です。
医療忍者が一班に一人居るのが好ましいのは解りますが、女子でなくてもいいんだし…。
サクラはともかく、いのやヒナタには純正の戦闘員として戦って欲しいもんです。
特にヒナタには柔拳があるんだし。そっちで頑張ってほしい…。
勿論、シノにその役割を兼ねて欲しいという願望もあります。
まあどのみち私的なわがままなので、本設定にケチはつけません(もうつけてるのか)。
さて。
これからはメインストーリーとなるナルト達を無視して、シカマル達の方をメインに進めて行きます。
私にとってはそっちがメインですから(笑)
まず、サイの超獣偽画。
カッコイイです。
描いた鳥に乗って空中を華麗に飛び回り、敵を撃墜していく。
空中戦の迫力。
文句なく格好良い。凄いです。
そしてシカマルとカカシ先生。
「お前の推理はドンピシャだ」と言うカカシ先生に、「ハチの巣の在処を探し当てるのと同じ……」と応えるシカマル。
この時点では、まだシノが出てくるかわからない(TVCMは一瞬で、私の見間違いということも十分ある)
ので、なんとも言えませんでした…。
「それにしてもオレたちフォーマンセルで来るとは……」
というカカシ先生の言葉も、四人…?もう一人は……と考えましたが。
いやいや、ネジかもしれない、期待は禁物。
と、私は非常に疑り深かった…。
その後、サイからシカマルへバトンタッチ。
シカマル、カッコイイぜ!
影使い相手に太陽を背にするなんて、本当に命取りだよ。
当然あっけなく地に墜ちた敵越し。
「頼むぜ、フォーマンセル四人目の男……」(だったかな?)
期待は膨らむ一方です。
しかし…しかし…!
期待は禁物!
例え、ここまで意味深な台詞が効果的なキャラが一人しかいなくても。
例え、その登場をどんなに心待ちにし待ち焦がれようとも。
その姿が現れるまでは。
油断は
・
・
・
「その必要はない」
!!!!!!!!!!!!!!!!
補給を終えた艦隊に、攻撃されるのを予期したサイたちに。
「なぜなら、オレが失敗することは考えられない………」
――――って!
う…海から出てきやがった…!!
しかも自信満々で!
そして……。
そしてそしてそしてそしてそして――――――!!!!!
盛大に、崩壊してく、空母艦隊…。
爆発炎上し、ガラガラと、崩れ逝く機体……。
慌てふためき狼狽える空忍が目にしたのは………。
――――――蟲。
もう。
嬉しすぎて。
感極まって。
泣いてしまいました…(本気で)
フッと鼻で笑って眼鏡を押し上げるシノ。
やれやれだぜ、と気の抜けた顔で頭を掻くシカマル。
ああ…もう、本当…。
映画のスクリーンで寄壊虫のドアップが見られるなんて…!(違う)
いや……うん、本当に。
泣けました…。嬉しかった。
シノの登場は、例の意味深な台詞や引き延ばしの効果もあって、最高でした。
しかも大活躍。
あの、シノが…。
全体的に見れば、ヒナタの活躍が皆無で非常に残念だったし、
キバは登場しなかったのでそれも残念でしたが。
それはそれとして。
シノだけで、私にとっては充分価値がありました。
しかも次の登場シーンでは、シノ、カカシ先生と並んで立ってるし…。
外してたフードもちゃっかり被ってるし。
「こっちへ来る」って、相変わらずだし。
避難後のシーンもあったし。
最後、何か言ったテンゾウの方を向くなんてシーンもあったし。
なんというか…。
シノって、誰かと並ぶと大概新鮮なんですよね。
欲目かもしれないですが。
カカシ先生と並んでも、サイと一緒に居ても、テンゾウと同じ画面でも。
どれも自然なんだけど、どこか不自然。
多分見慣れないだけだと思いますが…。
みんな(パンフレット内で)言ってますもんね。
カカシ、サイ、シカマル、シノの四人一組はとても珍しい、新鮮だって。
良いですよね。
そういう、普段無い組合せって。
しかもシノが入ってるなんて…!
見に行って、ホント良かった。
映画を観て、また観たい!と思ったのは初めてです。。
ちなみに、本編のメインストーリーについては…。
うん、まあ…まあ……。
ストーリーというか、まあ、映画は迫力命だと思うので。
その点は最高でした(笑)
強いて言うなら…あ、これもメインとは無関係ですが、無音声の効果がやたらと多かったですね。
ナルトがサスケに向けた言葉は後でわかりましたが。
最後に登場したチョウジやネジ、ヤマトさん、の台詞など、何を言っていたか是非知りたいものです。
(それとも、読唇術で読めというのか…。)
語り調子も段々下火になってきたので(映画本編の感想はほとんど言ってないですが)この辺りで幕引きに。
あ、と。
もう一つだけ。
微裏のキバシノ
「猫舌ノ火傷」のあとがきで書きました、
『一楽のカップラーメンのオマケシールにシノがいた謎』が漸く解けました!
矢張り、隠し玉だったわけですね(笑)
記:2008/8/3